もうすぐお正月の時期がやってきますね~
お正月といえば、「おせち」ですよね。
実家では、昔、おせち料理を、いちから全部、作っていたんですよ。
でも、あまりにも大変なので、母親が年をとったこともあって、今では残念ながら、いなかでは、手作りのおせちを作ることが、あまりなくなってしまったんです。
で、だからこそ、意識するようになって、その具材にこめられた意味などを、もっと知っておきたいと思うようになって、調べてみちゃいました。
その中でも、まずは、黒豆の意味について、ご存知かと思いますが、さらに掘り下げて、伝えていきますので、一緒にみていきましょう♪
黒豆とは?
黒豆は、おせち料理にはかかせないもので、祝い肴三種(黒豆、数の子、田作り)のひとつと、されていています。
祝い肴と餅さえあれば、「最低限のお正月のお祝いができる」っていわれるほど、必要不可欠なものとされているんです。
重箱では、黒豆は、壱の重といわれる一段目に、詰められているのが、一般的となっています。
おせちでは、必要不可欠な具材のひとつで、黒光りしていて、殻がなくて、表面がツルッとしたものが、黒豆として、良いものなんですよ。
ところで、おせちの具材には、意味や願いが、それぞれに、こめられていていますよね。ご存知のとおり、食べることで、それらの縁起をかつぐことが、できるんです。
ですので、黒豆の意味について、具体的にみていきましょうね。
黒豆の意味とは?
黒豆って、長寿と健康を願っているもんなんですよ。
無病息災を願い、今年一年、家族全員が、健康的に暮らせるように、祈願するものなんです。
で、黒豆には、具体的には、次の3つの意味が、こめられているんですよ。
- 厄除け
- 健康
- 長寿
順におって、いきましょうね~
厄除け
黒色は、魔除けの色、悪気をはらう色とされていていました。
道教では、邪気をはらい、災いを防ぐちからがあるとされ、不老長寿をもたらす色として、信じられていたんですよ。
1年間の厄祓いをして、今年一年、元気で働けるように、との意味もこめられています。
長寿
「まめ」に達者で、しわがよるまで、長生きできますように、という願いがこめられています。
豆の黒色は、髪も黒々としていて、健康的で、栄養的にもいい状態を、しめしているそうです。
関西では、まるくふっくらと甘く煮ることが、多いようです。しわが寄らないように、長生きできるように、という意味があります。
関東では、わざとしわができるように、煮立ているそうです。シワを長寿に見立てていて、しわが寄るまで、長生きできますようにという、思いが込められています。
地方によって、煮立て方が、ちがう場合があるんですね。
健康
「まめ」に働き、「まめ」に暮らせるように、という願いがこめられているんです。
まじめによく働き、今年も、家族全員みんな、元気に過ごせていけますようにという、希望がこめられているんですね。
語呂合わせで、縁起をかついでいて、ほとんど、ダジャレに近い気がしますが…
で、黒豆が健康の意味を、あらわしているところがあって、それは、次の3つで
- まめって言葉の意味
- 黒豆のまるい形
- 黒豆のくろ色
なんですよ。
まめって言葉の意味
まめという言葉には、そもそも「丈夫に」とか「元気に」とか「健康的」という意味がありました。
いまでも、地方によっては、方言として、残っているところもあります。
黒豆のまるい形
丸い黒豆の形が、太陽を意味していて、まめに精をだしてよく働けるほど、体が丈夫でありますように、という願望がこめられています。
黒豆のくろ色
水田などで、真っ黒に日焼けするほど、陽にやけて、今年一年、元気で働けますように、という願いがこもっています。
おせち料理の黒豆にこめられている意味って、「健康」「長寿」「厄除け」の3つで、どれも、今年1年の家族の幸せを、ねがってのものなんですよね。
「一年の計は、元旦にあり」なので、去年の行いや言動に、反省しつつも、今年は、少しでも気持ちを引き締めて、やっていきたいとおもっています。
自分には、無病息災で元気に働けるよう、家族には、今年一年、何事も無く、元気に過ごしていけるよう、暮らしていけるよう、願いながら、おせちの黒豆をたべたいと思っていますm(_ _)m
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